カレンダー印刷のデザインについて考えてみましょう。年末になるといろいろな会社からカレンダーをもらうことが多いでしょう。サイズも様々です。どれも利用価値があります。

ただ、デザインによってはあまり役に立たない場合もあります。大きく分けると数字を前面に配置したタイプと写真やイラストなどを大きく配置したカレンダーになります。それらはデザインの違いと言うことではなく、利用目的の違いを明確にしています。つまり、数字が全体に書かれている場合、スケジュールのためのカレンダーとなります。

必要ならペンで書きこむこともあるでしょう。これに対して写真やイラストが大きく配置されている場合、カレンダーはついでのようなものです。つまり、カレンダーがなくても利用価値があるのです。カレンダー印刷を業者に依頼する時に、自社のカレンダーはどのような使い方をしてほしいのかを考えてみましょう。

きれいな写真とともに配置された社名は会社のイメージアップにつながるかもしれません。もちろん、大きな効果は期待できませんが、その一助になるのです。一方、スケジュールのためのカレンダーは社名が控えめに書かれています。社名自体はほとんどの人が知っているため、目立つ必要はないのです。

もう一度カレンダーのデザインを見比べてみましょう。あなたが会社のカレンダーを注文する立場なら、毎年同じカレンダー印刷でいいのかをもう一度考え直してみるのです。お金を無駄遣いしているかもしれません。