カレンダー印刷の成功の秘訣にはポイントがあります。まずはデザインです。これは目的に即したデザインをより重視することはおすすめ致します。カレンダーは他の印刷物よりもユーザーがより使い方について細かいニーズをもっています。

書き込みやすい、使いやすい、机に置きやすい、日付がみやすい、絵柄がキレイに印刷されているなど、様々なニーズありますので、これらには十分に配慮しなければなりません。あくまで作り手ベースではなく、ユーザー基準で制作されるべき印刷物なのです。他には形状の選び方も大切です。これは先述のデザインの部分とも関わってきますが、形状選び一つでユーザーの印象が変わってきます。

奇をてらうべき、特殊な事例であれば別になりますが、極力シンプルなものにされた方がカレンダーとしては使いやすいです。複雑な形状や大きすぎたり、極端に小さいサイズのカレンダーなどはユーザー側を無視することになりかねません。最後に用紙ですが、これがもっとも重要な要素と言っても過言ではありません。カレンダーは一年間長く使用して頂くものなので、ここで失敗をしてしまうと、デザインや形状、サイズに気をつけても台無しになってしまいます。

カレンダーの用紙はユーザーが、書き込み重視かそうでないかによって決定します。書き込み重視が予想される場合は、上質紙を選びましょう。コート紙やアート紙は鉛筆はもとより、ボールペンのようなものでも、書き込みにくく、インクをはじいてしまう可能性があります。書き込み重視でないものは、デザインや写真を綺麗に見せたいカレンダー印刷になります。

この場合には先ほどとは反対で、上質紙ではなく、コートやアート紙でないと印刷の仕上がりが暗く、沈んだものになってしまう可能性もあります。もしどちらの可能性もカレンダー印刷の場合には、マットコート紙を選ぶことをおすすめ致します。この紙はどちらの特徴も兼ね備えているので。