会議やお客様へのプレゼンテーションのために作成した資料を大量にコピーしたり、プリントアウトすることもあると思います。10部程度であれば、プリントアウトやコピーでもまったく問題ありませんが、50部を超えるようでしたら、印刷業者に発注することも検討して見ると良いです。印刷というと高いイメージがあるかもしれませんが、最近では、地方の人件費の安い印刷屋がネットを通して格安で業務を受けるようになってきており、非常に安い料金でできるようになりました。印刷は、刷るためのコストはプリンターやコピーよりも安いです。

ただ、最初に用意する版下の費用がかかるため、少量だと高くなるのです。なので、ある枚数を超えるとコストメリットも生まれます。また、色の発色やキメの細かさは、コピーやプリンターの方が劣ります。これは、トナーを定着させて熱で圧着するコピーやプリンターの原理に由来するため、データをいくら調整してもある程度以上には精度をあげることはできません。

また、インクプリンターではかなり細かく再現できるものもありますが、細かくするほどインクを使うため、プリントコストも上がってしまいます。そう言った面でも、印刷にはメリットがあります。以前は、編集向けのソフトウェアを使わなくてはなりませんでしたが、最近では一般的なソフトウェアで製作したデータで入稿することもできます。また、入稿した翌日に発送するという業者もあるので、最初からあきらめずに見積もりを取って見ると良いです。